2018年2月4日
これからが日本料理本格渡米時代
2/1にお聞きしたフランチャイズショー、藤田インターナショナルの藤田一朗氏のお話は希望が見えた内容でした。
1980年外以降の人々の発信力が今後のフランチャイズ広報をささえるという点もアメリカに限らず、やはり口コミで良いコンテンツは広がるという認識が基本。
■日本で生まれた
■日本で成功している
■日本で信用がある
ということがブランディングの上で大切なようです。
日本は食の安全という点でかなり信用されています。
忘れてはならないことは、日本食を広めたのはアメリカの中国・ミャンマー・カンボジア・韓国の移民の方々の功績が大きいようです。
これは、日本にあるフレンチやイタリアンも同様のことが言えるのでしょうね。
さらに、日本に任務で来日していたアメリカの軍隊の方々の口コミも同様です。
アメリカの成功している本部の基準は500~1000店というボリュームが基本。
数学に強い子を誕生させた[公文]は最もアメリカで成功しているモデルと言えるようです。
またそのままのスタイルでアメリカに渡った「いきなりステーキ」は今後の注目株。
ラーメンブランド群も頑張っています。
お寿司はどんなスーパーでもコーナーがあるようで、先人の方々の努力の賜物です。
今後のアメリカへの展開の注目業態は
■天ぷら/天丼
■和牛専門焼き肉
■お好み焼き/たこ焼き
■おにぎり
おにぎりは意外というか偶然、タイの企業からもオファーがあり、インバウンドの影響で、コンビニで食べた「おにぎり」を自国でもやりたい!という志向の方々が増えているようです。
アメリカの運営マニュアルの精度やボリュームや内容はメジャーリーグと日本のプロ野球くらいの差があるという言葉は非常にインパクトがあり、逆に今の日本の選手達のようにメジャーリーグの国で通用する可能性は広がっています。
第一優先権のお話など、1970年代に出た違法行為にアメリカのフランチァイズはフランチァイズの法律が独立して存在し、フランチァイズの法律がない日本とはかなり差異があります。
藤田氏の「一度アメリカのフランチャイズに加盟して、徹底的に勉強してからアメリカ進出を考える」という考え方は非常に腑に落ちました。
というのは、今アジアの国から来ている日本上陸のお話も日本のフランチャイズに加盟して、風土や文化や法律の違いなどを勉強してから自国のブランドを日本国内に広めることをおすすめしています。