2017年10月18日

シンガポール FRANCHISING & LICENSING ASIA 2017 視察

去年は私が参りましたが、今年はフランチャイズジャパンのグローバル担当が、視察と商談でFRANCHISING & LICENSING ASIA 201710月12日~14日に行ってきました。

シンガポールのマリナ ベイ サンズにて開催。

シンガポールでは、傾向として投資家の目が比較的安定しているフードビジネスに向けられているようです。

街中では一風堂、シャトレーゼ、CoCo壱番屋やその他多数の日本のブランドが要所にあり、どの店も繁盛していますが、逆に言えば、競争が激しく、シンガポールへの新規フランチャイズブランドの参入には、何かしらの新しいコンセプトが必要と思われます。

シンガポールにおける出店はその他アジア各国への架け橋にもなりますが、飲食の場合は特に、当然のことながら実際に店に入って食事をしていただき、気に入ってもらうことが一番のピーアールとなります。各国から観光やビジネスで人々が集まる、シンガポールはブランド名を浸透させる格好のポイントといえると思います。

これが「アジアのショーケース」という名の所以ですね。

 

まだまだ日本には良質なフード系のブランドがあります。

もっともっと日本の良質で伝統的なブランドを世界中に広めたいと願っています。

例えば、1955年から今も博多の伝統を守り続ける中州屋台ラーメン「一竜」

Triangle Co., Ltd.

 

一方で、イスラム教徒の方々が人口の30%を占めるシンガポールでは、ハラール認証店が多数あります。たとえば、街中でよく見かける人気のフライドチキンのブランドはハラール認証店を展開しています。さまざまな人種の方々が暮らし、また集まるシンガポールは、日本とは異なるマーケティングの可能性を発見できる場でもあると思います。